今回の振り返り語彙
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abortion |
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まとめ
利益を出すことは株式会社としては、出資者である株主に対する責務であるわけですが、しかし単純に利益を追求するのでは長期目線ではジリ貧になって失敗します。
いやいや将来的に利益を出すために研究投資をするんです、という会社も多くありますが、これもほとんど同じことですね。最近Apple社の勢いに若干陰りがみえてきたのもこの点が気になります。巨額の利益を出してきた会社だけに、これを年々伸ばしていくプレッシャーはあると思いますが、利益優先になりつつありますね。そして消費者は離れていきます。
ではどうするべきか。とにかく利益を度外視してでもお客様に尽くす。この姿勢のみですね。ビジネスが継続しさえすれば利益はほとんどいらないというか、益出ししだすともう成長は鈍化していきます。実際には利益を出すのですが、お客様に対しては際限なくお役立ちを提供してもしっかり利益は出せる仕組みを構築するのが重要というわけです。
その点もっともうまくやっているのは、現状GoogleとAmazonかと思います。Googleはひたすらウェブ検索や地図アプリでもはや生活に欠かせないサービスを基本的に無料で提供し続けています。
スマートフォンもGoogleが巨額の投資をしつづけてAndroidを成長させたおかげでApple社独占にならずに済みました。2社で寡占状態ですが、独占より相当ましな状況です。このあたりの戦略性、実行力はさすがです。Androidでは直接の利益を追求せず、人々にインターネット接続の端末を広く行きわたらせることに注力しています。結果、ネットの利用が進めば広告によってGoogleの利益はあがるわけですが、それを大きく上回る貢献をGoogleはしているとみなされていますよね。そこが重要です。
Amazonに関して、プライム会員の方が多いと思いますが、年会費5000円を喜んで払われる企業というのはそうそうないです。Amazonの送料無料、速達サービスだけで5000円の価値は十分あるわけですが、写真ストレージのほか極めて有用性の高いサービスを連打してお客様に対する貢献の態度を鮮明に出しています。
いまやAmazonの儲けの源泉はeコマース事業よりクラウド事業と言われています。これも人々に計算をさせればさせるほど伸びる商売であって、一般の人々に対してはとにかく便利なサービスを無料で提供し続ける環境を作っていけば利益が伸びるという仕組みですね。こういう人々に貢献しまくれば利益が伸びる、という仕組みを作り上げている企業が現代の勝ち組企業というわけです。