はじめに
英語を学習する際、最初に障壁となるのが、基本的な英単語の暗記だと思います。逆にここさえ乗り切れば、英語を活用して世界と渡り合えるところまで行けます。
お金を稼ぐにしても、お金以外で人生を充実させるにしても、英語を使えるレベルで習得することが最短の近道であると思います。特に日本人は英語が苦手という特性があるため、少しでも英語がうまく扱えると一気に珍重される存在になれます。お金で反ってくるリターンを考えれば、日本人にとって英語の学習に対する投資効率は最高ランクといって間違いないです。
自分もそうでしたが、英語の勉強が苦手という人は多く、それを克服するための勉強法も数多くあります。ここでは、自分として一番ピッタリ合って、この20年間使っている方法論での英単語暗記法をまとめていきたいと思います。この方法がピッタリくる方ばかりではないと思いますが、自分に合っていると感じられましたら、是非ご活用頂ければと思います。
内容としては、よくあるやつだと感じられるかもしれませんが、電車の中で誰もがスマートフォンを見て過ごす時代に合わせたフォーマットにしている点も一つの価値かなと思います。自分が受験生のころ、こういうサイトがあれば良かったなと思うものを、まずは目指していきます。
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本サイト活用法
まずはターゲットとなる単語の表から始まります。
次に、「ショートカット」という欄があります。これをタップすると、各語彙の詳細や英和・和英形式の確認テストにジャンプすることができます。
次にメインの語彙暗記が始まります。
VR記憶法
例えば下のようなフォーマットで1単語とその覚え方のイメージを示します。これを使って各単語を覚えていきます。覚え方は語呂合わせと、その情景をイメージしやすくするための短い説明と画像からなります。ただし、語呂合わせを覚えるというわけではありません。そこだけ注意してください。
語呂合わせを並べる類書でも、その記憶の仕方のアプローチはさまざまですが、ここでは「イメージ記憶法」や「連想記憶法」などの名前で知られる、よく知られた記憶術によって頭に定着させていきます。そのため、「覚えやすい語呂合わせにするように、なるべく短くしました」ということには、しておらず、情景をイメージしやすくするために多少長い文も厭わず、という方針をとっています。
では具体的にどのように頭に定着させていくかというと、
- 語呂合わせが表す状況を頭にイメージ
- 頭の中のイメージを強く持ち、語呂合わせの文章を頭で復唱
- 語呂の冒頭と単語の意味のみ、頭の中で復唱
- 一回頭をリセット、綴りと意味が頭の中で繋がっているかを確認
- 繋がりが定着していなければ、1から繰り返し
という手順で行います。ここで状況をイメージするところが一番重要です。例えば自分が体験したことは、動画のようにその状景を記憶していますよね。これと同じように、各語呂合わせが描く状景を、あたかも自分が体験したことのように脳に思わせます。そうすると、自分の経験を記憶するのと同じ仕組みが働いて、複雑なことを割と簡単に記憶することができます。
このとき語呂合わせの文章を覚える必要はほとんどありません。イメージ用です。その単語の意味を思い起こすためのキーとしてイメージを脳にすり込めれば語呂合わせは用済みです。
最終的に、イメージすら忘れて、単語とその意味のみの繋がりが残る形になります。
あたかも体験したかのように脳内のイメージを作ることによって記憶していく方法は記憶術の基本として有名で、これを習得すればその他の記憶にも応用していけますので、ぜひ練習することをお勧めします。
また、サイトタイトルの「VR英単語」というのは、バーチャルリアリティ(Virtual Reality)を用いた記憶法、という表現の仕方がいまの瞬間一番イメージが伝わりやすいかなということでVRを頭につけました。
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総仕上げ
各語彙について、それぞれイメージと語意の繋がりを頭に描いていったら、確認テストをします。ここでは英和形式と、和英形式の二つが用意されていて、それぞれ単語の順は最初とは異なる形になっています。
さっと表を見て語意が浮かべばOKですが、自信がなければ表中の単語をタップして、意味と語呂を確認します。
進捗確認
とりあえず大学入試英単語をモチーフに単語を並べていきますので、ガイドとして有名な大学入試英単語本に、その回の単語と、累積した単語がどれだけ含まれているかを示していきます。
すべて100%になったあかつきには、ここに挙げている単語書籍のすべてと覚えたことになります。重要単語はかなり重なっていることもあり、このサイトで重要と判断した単語は、どの書籍にも最初は掲載されている形になっていますが、徐々に、この書籍には載っているが、この書籍には載っていない、などの単語が出現して数字がばらけていきます。
各有名書籍ではどのくらいの位置にいまいるのか、というのを知ることができます。
まとめ
基本的にスマホ片手に、確認テストもサクサクできて、電車のなかで気楽に覚えられる形を、と思って構成してみました。特にイメージ記憶にこだわらずに、確認テストだけでも十分活用していただけるかなと思います。