今回のターゲット語彙
今回ターゲットにする単語は以下です。
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各語彙の覚え方
初めての方は、こちらでおすすめの記憶法をぜひご確認ください。
keen [kíːn]
(形) 熱心な、激しい、鋭い、鋭敏な
キーンと耳鳴りするくらい熱心な説明まくしたてる人
あまりに熱心で鋭い口調で説明をまくしたてられキーンと耳鳴りがしてくるイメージ。
inferior [ɪnfí(ə)riɚ]
(形) より劣った、下位の、下級の、低い
いいフェリーや! 豪華客船より劣ったとは言わせない!
この船は十分いいフェリーや!とプライドをもって仕事をするフェリー船員。
charm [tʃάɚm]
(名) 魅力、お守り、人を引きつける力、色香
茶、難しい話抜きでも魅力ある文化
茶の文化は難しくとっつきにくく見えるものの、気楽に接しても非常に魅力的であることに気づく。
initial [ɪníʃəl]
(形) 初めの、最初の、語頭の
胃にしわあるというのが胃の異常の初めの症状といわれる
胃のしわしわに異常がみられる、というのが胃の病気の初期症状、という医師の説明をイメージ。
ドーンと技術革新で一気に夜明けを迎えた人工知能分野
過去2回の大ブームと氷河期を経てディープラーニングによる技術革新で夜明けを迎え、3度目の大ブームに沸く人工知能界隈をイメージ。
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和英確認テスト
進捗
現在までの進捗を書籍と照らし合わせて確認します。
書籍 | 今回 | 累計 | 進捗 |
---|---|---|---|
Target1900 | 4 | 851 | 44.8%(1900語中) |
Genius | 5 | 1024 | 46.5%(2200語中) |
Database4500 | 3 | 1039 | 66.0%(1574語中) |
まとめ
AIブームがここ数年続いていますね。自分もその渦中にいたりしますが、人工知能学会の界隈ではいつブームが過ぎ去るか、ということが話題に登っています。過去からAIブームと氷河期を繰り返してきたわけですが、今回もご多分に漏れず、早晩ブームは去り、その反動でプチ氷河期が訪れそうではあります。
なぜそうなるのかというと、ブームになってしまうと人工知能の中身をよく知らない人たち、報道の人たちの期待感が高まりすぎて、その期待に実態が全く応えられない状況になるからです。結果的に勝手に期待された反動で、大きく失望されてしまいます。
では冷や水を少しずつ浴びせて、期待感が過熱しないようにすればよいかというと、簡単ではありません。学問分野では、期待感によって予算が着く、つかないが決まることもあり、この研究予算は死活問題ですので、嘘にならない程度に勝手に期待されることを研究者は放置する習性があります。これはそう簡単には修正できない基本的な振る舞いです。100%可能性が否定されない限り、いたずらに出来ない、と否定的なことをいうのはよくないと教育もされています。
ただしひとたび、100%できない何かが証明されたとき、研究者のほとんどは嘘はつかない人種ですので(多分に誤解されるようなことは発言したとしても嘘だけはついたら研究生活が終るので)、その証明された部分について、できないと正直に言うようになります。これをとらえてまた周囲の方々が過剰に失望し、ブームは終焉します。
今回のブームも、実際のところディープラーニングで認識技術が飛躍的に高まったわけですが、別に人間のように思考できる技術がそれほど進んだわけではなく、本当の意味での「思考」についてはまだほとんど未知だと言っていい進捗です。ここに一般の皆さまとの認識の乖離が相当ありそうで、ブームが終焉するのに十分な落胆を引き起こしそうです。
しかしながらディープラーニングによる認識技術の進歩だけは真に大きなステップといえる完成度であり、コンピュータの活用が飛躍的に広がるということだけは間違いなく、ソフトウェアの活用範囲が急速に広がって新ネタが無尽蔵にあるような状態ではあります。
なので人工知能によってコンピュータが勝手に動き出し人類を征服するなど懸念をする必要は当分ありませんが、コンピュータが実生活を便利にする方向で活用されることについては、今後ますます加速していく方向で間違いありません。