今回の振り返り語彙
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まとめ
最近はコロナ禍によるコンピュータ需要の増大もあって、半導体不足がよく話題になりますね。
半導体の進歩のおかげで、スマートフォンはよりスマートになり、写真は異様にきれいになり、消費電力はどんどん節約されていきます。
そしてまだまだ回路は小さくなり、集積度は向上していきそうです。これは本当にすごいことだと思います。

数十年も前から、かなり確立された技術だったわけですが、いまだに革新的な進歩を続けているというのはちょっと考えられないレベルです。
技術的にもすごいですが、これを成り立たせるビジネスが変わらず継続していて、しかもより発展しているというのは奇跡的です。
というのも、仮に10年前に半導体の進歩がピタリと止まったとしても、そんなに人類は困らなかったはずですよね。
そこそこ動くPCが十分あり、電話ができてネットが閲覧できるスマートフォンがあり、Nintendo Switchのようなゲーム機があり、というレベルで仮に半導体の進化がとまっても、さほど人類の生活レベルは変わりません。
にもかかわらず、情報機器は進歩を続けています。すごいことですね。PCも高性能化が止まりませんが、そんな性能がどこに必要だったのか、という感じですよね。基本的にはWindows95のときに確立された体験と、本質的にはそんなに違わないのですが、それでも以来25年以上にわたって技術もビジネスも、画期的に成長しています。変わったのは画素数、色数というところでしょうか。
凄いことなのですが、なんだか才能の無駄遣いのような気もしてきますよね。
硬度にビジネスが発達した工学分野は、金を稼ぐにはよいのですが、本当に技術的な革命が起きそうな技術に、優秀な人が集まってほしい気もします。
たとえば量子関連、核融合関連などの、極めて難しいもののうまくいけば完全に夢を実現するよな分野ですね。世の中の根底のルールがひっくり返り、生活が一変するような技術に人が集まると面白いことがおこるのを期待できますからね。