今回の振り返り語彙
【スポンサーリンク】
まとめ
広告宣伝費がどんどんかさんでくると、製品やサービスの値段に反映されてしまうので、ちょっと困りますよね。
ブランドものみたいに、メディア戦略や広告によって製品の価値やイメージが上がり、そのため値段があがるというのはそれほど問題がありません。
中古のときに高く売れるとか、人から羨ましがられるとか、自分でも満足感が高いとか、値段が高いだけの高価もありますからね。そのイメージを作るための広告なら、うまくすれば全然問題はないと思います。買う方も納得して買うわけですし。
しかしちょっと困るのが、Googleを始めとするウェブ企業が展開しているオークション形式の広告かなと思います。
これは「バッグ」なら「バッグ」というキーワードをオークションで競り落として、そのキーワードが検索されたり関連動画が再生されたときに広告が表示される優先順位を勝ち取る形式のものです。
これはもう商品のイメージを上げるとか、価値をあげるというより、知られるためだけに多額のお金を使うことになってきます。
もちろん、よく知られることで、売上が上がって、最終的にこれがクオリティアップに繋がるといいのですが、あまりにこのオークションが苛烈で、同じ業界同士で利益を削り合って、最終的に広告業だけが儲かる状況になってはこまったことですよね。
あまりにメディアが強くなったりするのはちょっと考えものです。情報を受け取る側も、こうしたことを考慮してうまくバランスがとられるようにもっていきたいものですよね。