今回の振り返り語彙
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まとめ
大雨洪水の季節になってきて、ケータイから大音量で避難警報が発報されることが多くなってきました。
避難警報自体はもちろん大切なものなのですが、突然大音量で流すのは、もう少しやり方がないのかなと思ってしまいます。
しかも、警報自体がかなり安全サイドに倒されていて、避難の危険性が少しでもあるけれども、実際にはほとんどない状態で警告が出されているように思います。避難指示が出るたびに必ず律儀に、近所の公民館なり小中学校などの避難場所に避難する方はそう多くはないのではないでしょうか。
それは経験上、避難勧告などがでても実際には何事もないということが多いからそうなりますよね。

もちろん、実際上避難をする必要がなくても、危険を知らせておくのは重要です。
重要なんですけれども、オオカミ少年と一緒で、あまりに過度に警告していると、いざというときに効かなくなってしまいます。コロナでの警告も2020年当初はみな自粛を聞き入れていましたが、警告が度重なり常態化してくると、その効力が失われてきています。これと同様のことになります。
すくなくとも最大音量を強制してけたたましい警告音を鳴らすのは、もう相当差し迫った危機があって、必ず避難しなければならないというような事態にとっておいたほうが、実際上有効なのではないかと思います。
どうも実際の有効性よりも、警告を発する役目の人が、ちゃんと警告はしましたよ、という形を作って満足されているような感じに受け取れなくもない状況ですので、もう少し洗練したやり方が必要なのではと思ってしまいますよね。