今回の振り返り語彙
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まとめ
事業を始めるときは小さくはじめた方がいいのか、大きく張った方がいいのか、悩ましいところですね。
自分がかかわった事業立ち上げにおいては、かなりスモールスタートよりになっています。これは性格の問題もあるのかもですが、そこまで大成功を確信できる形やアイディアまでもっていけず、淡々とやっていけばお役立ちは確実にできる、というビジネスネタだったから、ということがあるかもしれません。
このあたりは好みが色々あるところですが、ゆっくり育てるのは一つの手だと思っています。実際10年事業が続くと、スモールスタートでもかなりいっぱしの形になってきます。それくらいはじっくり時間をかけた方がなにかといいと思っています。

逆に昨今、人工知能ブーム・データ分析ブームで出てきた北米・シリコンバレー界隈のポッと出のベンチャーは本当にくずばっかり。詐欺師ばかりにしかみえません。彼らには悪気はないのかもしれませんが、技術力もなければ資金力も管理力も統率力もビジョンもなにもなく、ただ未熟なだけにみえてしまいます。これが現実です。ベンチャーキャピタルから資金を得て少しビジネスをかじったくらいではとても十分な能力を身に着けることはできません。そんなに近道はないんですよね。最短でビジネスをしたければ、しっかり経験者で固めるべきです。
若ければ若いほど、自分だけは急成長できると思いがちですが、そこは慎重にじっくり力をつけるべきです。特に大学の4年間とその後の大学院での2年間、あるいは博士課程でのプラス3から5年間でじっくり力をつけることが、人生でもっとも重要なポイントとなります。その後の飛躍の9割はそこで地力をつけるつもりで頑張るべきです。実際には経験で得られることも多いので9割は言い過ぎですが、そのつもりで頑張ることを強くお勧めします!