今回の振り返り語彙
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まとめ
年金問題が色々と話題になっていますよね。老後資金が2000万円足りない、3000万円足りないという話が出てきています。
まずこれについては年齢別人口の推移からして年金制度がいまのままではもたないことは仕組み上明らかですから、これはしっかりみとめて冷静に計算するのは重要です。
報告書を書かれた方は担当を外されてしまったと聞きましたが、ひどい話です。
考えられる対策としてはいくつかありそうですが、やっぱり自然なのは「老後」の定義を社会全体として変えていくということでしょうね。
つまり年齢別の人口が高齢の方に推移していって、健康寿命も延びてきているわけですから、その分「老後」となるタイミングを遅らせていく必要があります。
もちろん個人差があって一律とはいかないのですが、大概の人は70になってもかなり元気ですよね、現代では。なのでその方たちには現役を続けて働いていただくのが一番です。
ただそのことで「会社の偉い人」の新陳代謝が進まず、若手の活躍の場が奪われてしまうのは非常にまずいことですので、工夫が必要です。多くの会社では定年の前に「役職定年」というものを設けていて、いまでは55歳で役職からは退く慣例を作っていたりします。
会社は営利活動をしていて、若手を盛り上げていくのは生き残りのために必須なので自然とこうした機能が働きますが、気をつけなければならないのは大学ですね。大学では教授が絶対権力者で、65歳や70歳と定年のタイミングも好きなように教授会で決められたりします。
当然役職定年などという制度を設ける発想は教授からは出てこないでしょう。こうなると若い優秀な人たちが大学に残るということはなくなりますよね。ただでさえ民間企業の方が給与が圧倒的に高いこのご時世で高齢教授に権力を牛耳られていてはどうにもなりません。
そうした懸念はあるものの、「老後」については社会の変化に応じて考え方を変えていく必要があることはたしかです。自分で稼ぐスキルを身に着けるのも、意識していきたいですね。