今回の振り返り語彙
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まとめ
チョークで黒板に書いていく授業って大好きなんですが、特に大学ではパソコンから投影するのが当たり前になってきていて、チョークで板書する先生はほとんどいないくらい減っていますよね。
自分も塾講師を何年もやっていましたし、大学で教えていることは今でも年に数度あったりしますが、チョークで書くのはしんどくて、やっぱりパソコンからスライド投影してしまいますね。
でもあのチョークでカッカッと書くテイストはいいですよね。雰囲気とか手作り感とか、柔軟性とかですね。ある程度思い付きでストーリーが変わって行ったりします。
自分が大学時代、関数解析という授業で面白い先生がいました。関数解析というのはとにかく定理の証明で数式の変形が続いていくのですが、それを全部、資料を見ないで板書していく先生がいました。
敢えてそうやっているそうですが、これは結構すごいことです。小中高では先生が全部分かっているのは当たり前と思うかもしれませんが、大学・大学院レベルで何も見ないで授業できる先生って相当すごいことなんですよ。丸暗記などできるレベルではないですからね。
自分で受け持っているとはいえ授業丸ごとなにもみないで板書で出来る先生というのは、これは本当に珍しいです。たまに式変形をミスって途中からやり直すので、学生から好評とは言えませんでしたが、そこも含めてスゴイ覚悟で板書している先生は凄いと思いました。
先生にとったら毎年似たような授業をスライド投影してやっていたら自分のためにならないので、毎度真剣勝負にするためにあえてされているのだと思います。板書のテイストも味があっていいですし、ライブ感、緊張感があってとてもいい授業だった思い出が残っています。