今回のターゲット語彙
今回ターゲットにする単語は以下です。
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各語彙の覚え方
初めての方は、こちらでおすすめの記憶法をぜひご確認ください。
gloomy [glúːmi]
(形) 陰気な、薄暗い、悲観的な、ふさぎ込んだ
グル?みんな陰気な戦略とりやがるな!
ふと気づいたらみんなグルで敵に取り囲まれていると気づいた!陰気な作戦とりやがるな!とイラつくイメージ。

contend [kənténd]
(動) と主張する、競う、争う
この点どうも合わないと主張するのは大事
意見が合わない点があれば、それをしっかり主張して争うのは大事なこと、というイメージ。

considerate [kənsídərət]
(形) 思いやりのある、思いやりがあって、考えて
この詩だれ?と知りたくなる、とても思いやりのある感動的な詩を知って
思いやりのある感動的な詩を聞いて、この詩はだれのものと知りたくなるイメージ。

contradict [kὰntrədíkt]
(動) と矛盾する、反対意見を言う、否認する、否定する
コントら軸とするお笑い業界に反対意見を言う漫才師ら
漫才師らはコントが軸になっている近代のお笑い業界に反対意見を言っているイメージ。

rigid [rídʒɪd]
(形) 厳しい、硬直した、堅くて曲がらない、こわばった、厳格な
理事どうも厳しい人が多い
理事はどうも人に厳しい人が多い、というイメージ。

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和英確認テスト
進捗
現在までの進捗を書籍と照らし合わせて確認します。
![]() | 今回 | 累計 | 進捗 |
---|---|---|---|
Target1900 | 4 | 1382 | 72.7%(1900語中) |
Genius | 4 | 1552 | 70.5%(2200語中) |
Database4500 | 1 | 1316 | 83.6%(1574語中) |
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まとめ
日本人は議論が苦手とよく言いますが、確かにその通りですね。
自分は大学・大学院とかなり「議論」することについて訓練を受けている方ですので、議論を深める中でプロジェクトなりチームで物事に対する理解を深めていくステップは非常に好きです。しかしどうも理解されていない感じがすることは多いですね。
その主要因は「議論をすると人格攻撃と取られてしまいがち」ということかなと思います。誰かの意見に対して反論した場合、その意見を言った人の人格まで否定していると捉えられてしまう文化がどうもありそうです。学問の基本的な訓練を受けていればほとんどないと思っていましたが、そうでもなく、広く普及している風潮のように感じます。
議論ではなくても基本的に「どういう意見か」ではなく「誰が言った意見か」をやたら重視する文化があるから、ということですね。この風潮がはびこると基本的に最悪の組織が出来上がりますので要注意です。洋の東西を問わず、かなりはびこってますけどもね。

あともう一つ、自分があまり好きではないものに「ブレインストーミング」系文化があります。
ブレインストーミングやったことがある方はよくご存じだと思いますが、あれはアイディア出しなので反論しちゃいけないルールなんですよね。否定的なことを言ってはいけないルールです。
もちろんそこはいいんですよ、アイディア出しなので全然否定しません。アイディアを出した後で、これをしっかりもんでいく過程がきちんとあればOKです。
ところが議論できないというか議論を避ける文化とうまく融合してしまってか、ブレストでアイディア出ししたあとのアイディアについても反論をしたら怒る人が少なからずいて困ることが経験上結構な率であります。反論なり議論するフェイズが存在しないことも多いですね。
そうなると本当にゆるくてしまっていないアイディア、ツッコミどころ満載のアイディアの集合体が出来上がって終わり。そこからなにも前に進まない結果になります。
これに対する対処法としては、議論できる仲間を少数見つけること、ですね。沢山みつけることは非常に難しいんですが、少数なら可能です。一人か二人。それが確保できれば大分違います。その少数で議論を存分に戦わせれば、鉄を鍛える鉄火場みたいにアイディア・戦略をガツガツ叩いて鍛えることができますからね。
ちなみに冒頭「日本人は」みたいに、日本文化のように書いてしまいましたが、アメリカでもそんなに変わらないんですよね。結局しっかり訓練されている人以外はあまり議論は好きではないということだと思います。