手帳に書く内容は率直に遠慮なく
毎年はじめに手帳は買うのですが、今振り返るとほとんどの年で2~3ヵ月程度しか記載しておらず、その後は記録なしという状況が続いていました。そんな状況の方も多いのではないでしょうか。
しかし一昨年から状況が一変し、常に書き続けることができるようになってきました。きっかけになったのは、仕事で所属長に評価されず、苦境に立たされ悩みが膨らんだ時期であったということもありますが、その苦境を乗り越えるため、それまでの手帳の書き方を改めたことが大きかったと思います。
そのとき自分として決めたルールは:
- すべてを率直に書く。いままで「誰かに見られたら恥ずかしい・気まずい」といった思いがあり、自分自身の手帳に記載する内容もどこか誰かに読まれることを想定したような内容でした。これをやめ、率直に思いをぶつけることにしました。
- 常に持ち歩く。すべての会議からトイレの中まで、常に持てるときには持つことにしました。これは上記「率直に書く」ルールと併せると非常にリスキーであり、どこかに置き忘れて人に見られたらどうしよう、と思いましたがつまらないことを心配するのはやめました。
結果的に、何かを思ったときにすぐ書き留められ、それが自分自身の行動の整理、考えの整理につながり非常に役に立ちました。役立つ実感が続いているため、書き続けられるようになってきたと思います。
まさに手帳が相談役であり、悩みを聞いてくれ解決に導いてくれます。そう思うとなんでもかんでも書きやすくなり、自分の想いに関する情報が集まってきます。集まれば集まるほど相談役としてのお役立ち度が増幅してきて、更に活用が進むという具合になります。
ただ置き忘れたらほんとにどうしよう、というくらい率直にいろいろ書いているのはリスクかもしれません。緊張感があるのでよいんですが、ちょっと見失って本気で焦ったときもあります。そこは悩ましいところですね。
人の名前や組織名は自分ルールの伏字にしておくという手はありですね。ただしあまり面倒な言い換えにならないように。
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手帳の書き方
内容は率直に何でも書くのはいいとして、しかし後で活用しやすくないとただ書いているだけになりますよね。書くだけでもその瞬間の思考の整理が進むという意味で、手帳の役割の7割くらいは果たされているとは思いますが、さらにあとで活用できると完璧です。
一つのコツは文章を少なめに、短めに。図・表・矢印による関係性図示を多用することです。あまり長々と文章を書いていては、後で読み返すときに時間がかかりますし、内容が一目で把握できません。自分で書いた文章も1ヶ月もたてば忘れてしまいますからね。
そこでのコツとしては:
- マインドマップ形式。単語と発想の関係性で図を書いていきます。特になにか新しいアイディアや課題の解決などを考えるときに有効です。悩みなどを中心に書いて、派生する思いを周囲に書き、3レベルくらいそれぞれ深堀りするイメージです。
- インフォグラフィック形式。関係性よりストーリー型、列挙型で初めから順に書いていくようなものの場合でも、絵を交えて書くコツを掴むとあとで非常に見通しよく振り返りができます。絵が下手とか全く関係ありませんので気にせず行きましょう。
手帳選び
手帳を1年間書き続け、その後も活用することを考えると、手帳選びについても意識を変える必要があるかもしれません。選び方のコツとしては:
- ちょっと高価と思う程度。たかが手帳なので書ければよいという考え方もあると思いますが、脳の内容を外部に書き留める重要なメモリであり、非常に大事にすべきものであります。「大事に思える価格」のものを買うことが、結局安物を買って放置するよりはるかにコストパフォーマンスは高いことになります。
- 手触り・書き心地最高。使っているときの満足度、触るたびに感じる心地よさはまた重要な要素です。
大きさは、自分としてはA5が好みです。少し大きすぎるということであればB6がよいと思います。それより小さいと、かなり絵を書くなど見返すのが大変になってきます。
色も好みの問題だと思いますが、意外と派手は色にしてしまうのもありです。自分は去年はオレンジ、今年は水色とグリーンが混ざったような色のものを使っています。以前は黒ばかり使っていてどういうわけか目立たないようにと考えていましたが、そんな必要はありません。毎年ガラッと変えると、その年の想いが色だけで蘇るのでおすすめです。
罫線はあまり濃く入っているものを選ぶとよいです。絵が書きづらくなりますからね。モレスキンであれば無地のものが非常におすすめ。マインドマップを描くのが楽しくなる手帳です。日付はあとで手書きすれば問題ないですので、無地でもスケジュール帳としてそれほど問題ありません。
今回のターゲット語彙
さて今回は手帳に関する語彙をターゲットに語呂とイメージで英単語を覚えていきます。
各語彙の覚え方
初めての方は、こちらでおすすめの記憶法をぜひご確認ください。
frank [frˈæŋk]
(形) 率直な、隠しだてをしないで
振らん!屈辱的な浮気告白でも率直な謝罪で許す!
酷く屈辱的な浮気をされても率直な謝罪をされて振らないことにした!というイメージ。
sentiment [sénṭəmənt]
(名) 感情、感傷、情緒
センチメートル単位の微妙な感情の起伏に注意
長さで言うとセンチメートルほどに微妙な感情の起伏がいざこざの原因になるので注意。
materialize [mətí(ə)riəlὰɪz]
(動) 実現する、急に現われる
待て!利あらず!理念だけで実現するとあとで大変
崇高な理念だけでビジネスにならないことを実現してしまうと、あとで維持などにお金がかかって大変、と注意する経営コンサルタントをイメージ。
隙間なく計画された社長の日程
社長の行動計画はたいてい隙間なく埋まっているイメージ。
ルールどおりに罫線を引いたノートは使いやすい
決められたJIS規格のルール通りに罫線が引いてあるノートはやはり使いやすい、というイメージ。
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まとめ
日々使う手帳に覚えたい英単語や英文を書くのも非常に効果的な学習法になります。
そのときも是非、絵を交えて語彙のイメージやここで紹介している語呂のイメージを書いてみてください。なんとなくのイラストで十分です。
あまり多くをメモしていくのは難しいと思いますが、特に覚えにくい語彙については有効で強烈に印象に残ります。毎日1つ程度くらいを習慣にしても面白いと思います。