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めくれる単語帳 & イメージ記憶術



語呂合わせとイメージで覚える大学入試必修英単語3000 その296

今回のターゲット語彙

今回ターゲットにする単語は以下です。

英和形式チェックリスト
各行、クリック・タップで和訳を表示
1476resign
1477govern
1478startle
1479household
1480patent

ショートカット


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各語彙の覚え方

初めての方は、こちらでおすすめの記憶法をぜひご確認ください。

resign [rɪzάɪn]
  (動) を辞任する、放棄する、辞職する


理財うんとため込んで辞任する悪徳議員

悪事を重ね理財をうんとため込んだあげくに辞任する悪徳議員をイメージ。


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govern [gˈʌvɚn]
  (動) を支配する、統治する、管理する


画板を駆使した分かりやすい説明で世間を支配する政治家

難しい政策の話も画板をつかってうまく説明できる能力を駆使して圧倒的指示をうけ、世間を支配する人気政治家をイメージ。


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startle [stάɚṭl]
  (動) をびっくりさせる、跳び上がらせる


スター通ると人々をびっくりさせる

スターが予告なしで通りかかると、だれしもびっくりするイメージ。


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household [hάʊshòʊld]
  (名) 家族、一家、世帯、王室


ハウス(家)を売るどーという父の話に家族全員びっくり

お金が必要になったから家を売ると急に言い出す父にびっくりして父以外の家族全員反対している、というイメージ。


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patent [pˈætnt]
  (名) 特許、特許権


パッとエントリーできる特許システムは技術立国の根幹

特許は発明した人に対して権利を保護する仕組みで、パッと思いついたらエントリーできる簡便な仕組みの整備が、技術立国として重要、というイメージ。


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確認テスト

確認テストです。単語の順序はランダムに並べ替えています。

英和形式チェックリスト
1
govern
2
patent
3
household
4
startle
5
resign

和英確認テスト

最後に和英形式で確認を行います。単語の順序はランダムに並べ替えています。

和英形式チェックリスト
1
を辞任する、放棄する、辞職する
2
を支配する、統治する、管理する
3
特許、特許権
4
をびっくりさせる、跳び上がらせる
5
家族、一家、世帯、王室

進捗

現在までの進捗を書籍と照らし合わせて確認します。

書籍今回累計進捗
Target190041048
55.2%(1900語中)
Genius41237
56.2%(2200語中)
Database450021195
75.9%(1574語中)
*単語の順序は各書籍と異なります。




まとめ

日常的に特許出願を行う身として、一般の方にイマイチ特許制度が理解されていない点が気になることがあります。特許の業務に関わりがない方に理解されていないのは当然ですし、問題はないのですが、誤解されたまま議論をされていたりする人も見かけますのでポイントを少し述べておきたいと思います。


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f:id:linkedsort:20171118230044p:plain 凄い発明ではない方が良い

たまに特許の内容がネット上の掲示板で取り上げられ「大したことのない内容」「こんなの発明といえるの」という意見がみられたりします。もしそういう評判になるような内容で特許が取れているなら、特許として大成功です。

特許というのは、その記載内容を実施する権利を押さえてしまうことを意味します。つまり大したことのない、誰でも考えつくような内容について、その権利を独占できてしまうと非常においしいことになります。

逆に本当にすごい発明の詳細というのは、ブラックボックス化して秘匿し、特許を取得するために公開することはあまりありません。特許というのはみんなで技術を共有するための仕組みですからね。外から観測可能な範囲のひと工夫、というものが特許制度に一番ピッタリの内容で、中身を秘匿されてしまうようなところでは使いづらいのが現実です。

f:id:linkedsort:20171119000432p:plain 特許を取るだけなら簡単

よくテレビショッピングなどの商品紹介で「特許取得!」や「特許出願中!」を売りにしている商品があります。それでなんだか凄そう、という感じを出す意図だと思いますが、特許を取ること自体はなんの困難さもありません

特許を取得する上で難しいのは、他社の侵害を立証する、他社に対するけん制を可能とする内容にすることです。このため、1番目のポイントで挙げたように、なるべく単純で、かつ新規性かつ進歩性のある内容にする必要があります。

しかし単に特許のことをよく知らない一般消費者に、凄そうだと思わせるためだけに特許をとるのなら、いくらでも詳しく掘り下げた記載で新規性を出せばよく、簡単な練習問題というレベルです。ましてや「特許出願中」という表示は、どんな内容であっても出願はできるわけで、特に何か価値があることを示すものではありません。

もしこれらの言葉をみて「凄そう」と思われるなら、その認識は改められた方がよいと思います。これらの文言を積極的に売りにしてくる会社は信用しない方がよいということでまず間違いないです。例えば有名どころの家電メーカはそういう売り方をしていないですよね。実際のところ製品は特許のかたまりなのですけどもね。

f:id:linkedsort:20171119000509p:plain 特許を巡る攻防が水面下にある

これはちょっと通常表に出てこないのですが「この機能がこっちのメーカの製品にも入ったら最高なのに」と思わされることってありますよね。それは技術力の差というわけではなく、特許を先に抑えられて別のメーカがその機能を採用できない、ということが頻繁にあります。

その特許を避けるためにおかしなデザインで無理やり類似の機能をつけたり、ときのお金を払って使用権を買ったり、その結果値段が上がってしまったりだとか色々なことがあります。

そんな水面下の攻防を楽しみたければ、かなりマニアックになりますが特許の検索で「携帯電話 ソニー」とか「携帯電話 パナソニック」で比較してみるとか、気になる製品・メーカを見てみるのがおすすめです。

ちなみにドクター中松で有名な「中松義郎」で検索すると中松先生の特許がみられたりもします。中松先生の特許は内容としては模範的とは言い難く、これがよい特許・発明だとは思わない方がよいかとは思いますが、見る分には楽しいですよ。


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