今回の振り返り語彙
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まとめ
なにかリーダーとして方針を出して、そのあとに状況が変わって撤回するというのは、なかなか難しいですよね。あまり方針がコロコロ変わったのでは
とはいえ、状況が変わったのに最初の方針を貫くのも、おかしなことになりかねません。
最近で言えばコロナワクチンに関する政府方針が世界的に批判が強まっていたりします。
当初はワクチンによって感染自体がかなりの割合で防げるという前提に立ち、様々な対策が組み立てられました。しかしながら途中からは重症化を防ぐ一定の効果があるものの、感染自体は防げないということがデータからはっきりしてきました。また副反応は深刻で、欧米に比べて日本人の副反応発症率は2倍ほどもあるというデータもでてきました。
これらはワクチン政策を最初に決定した時にはわからなかったことなので仕方がありません。問題なのは、不都合なデータを無視しているかのように振る舞い、対策を講じようとしていないというところにあります。
こういう風に先の見えないなかで決定を急がなければいけない場合、方針を再検討する条件を最初に明示して、それに従ってポリシーを見直していくのがだれにとっても納得感のある方法です。
それをしないでひたすらにワクチン接種率を向上させるというのは、裏に説明できない理由があるのでしょうけれども、正常な判断とは思えません。
国会議員はわかっていても民意に沿って振る舞っている部分もあります。ワクチン接種は社会のための大正義だという風潮を作りすぎたからもうわかっていても後戻りできないという部分がありますよね。しかしそんな無責任を許していいのか、いま一度考えてほしいところです。