今回の振り返り語彙
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まとめ
論破したとかされたとか、そういう話が最近良く聞かれますね。
「論破王」と言われている方のパターンはだいたいこんな感じ:
- 論破王、何かを主張する
- それに対して反論される
- 論破王はその反論にやり返す
- 苦しいと、重箱の隅をついて言葉尻の不正確さを指摘
- 勝ったと主張
一番まずいのは、論破王氏は反論してくるやつはバカ、自分の主張を分からないやつはバカと決めつけてそれを論証しようとするところですね。
しかしあるべき議論の仕方は、相手の良さを取り入れて持論を補強すること、というのが実生活ではほとんど当てはまると思います。
論破というのは、たとえば会社なりチームの方針を決めるときに考え方が違って、相手をやり込めたい、というような場面でしないこともないです。
かなり攻撃的な行為で、こういう場面でもわからずやをやり込める最後の手段ですけれども。そしてこれも論破自体は他のことを進めるための手段であって、その論議自体でなにかの真理に近づこうという行為ではないっていうことが重要です。
何かについて、それがどういうことなんだと論じるときは、様々な意見を集約して持論を補強し展開するのが基本で、なんでも論破するなんていう姿勢は論外です。