今回の振り返り語彙
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まとめ
部門間の連携って常に課題になっていませんか。
会社であれば隣の部や課あるいは関係会社との連携、大学であれば隣の研究室との連携などですね。そしてこれは常にできていないのではないでしょうか。そもそも隣の部署や研究室がやっていることをほとんど把握できていません。仮に把握できていたとしても、なかなか協力できません。
それは同じ会社や大学なので究極的に達成したい利益の拡大などでは一致しているものの、実際のところ違う部署に所属するメンバそれぞれは自分の直近の組織と個人の成功を追求するのが普通だからです。
常にこれが問題で、解決策を見たことがないということは、これは本質的に解決困難だという結論で基本的には良いと思います。将来的にとんでもないイノベーションが起こって解決する可能性がないとは言いませんが、それを期待するのが難しいほどに本質的です。
そんな本質的困難に向かって解決方法も示さずに連携しろ、連携しろと経営層は言います。これははっきり言って無能の証拠です。なぜそれが困難なのかを何も考えていないし、それを根性や心意気で解決できると思っている。
基本的に経営側・管理側としてとるべき方策は、連携するべきだと思う人を同じ小さな組織に入れて組ませることです。このとき、あっちともこっちとも組ませたいと欲張ってはだめで、最適の連携の組み合わせを探すのが仕事です。
こうすれば大概連携できますが、こうしないとできませんよね。変なスローガンだけを掲げて一つになろう!という寒い経営を本当になくしてほしいと思ってしまいます。