今回の振り返り語彙
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まとめ
年金制度が破綻するという話題が定期的に出ますよね。
しまいには国民年金が崩壊しつつあるので、財源として厚生年金を国民年金に回すという案まで出てきています。これって厚生年金を支払っている人に無断で別の使い方をするという、アイディアが出る時点で意味がよくわからない展開になっています。ちょっとありえない話しではないかと思います。
結局これは、国民との約束であるわけで、これが揺らいでいますと宣伝すること自体、ただでさえ大きな課題である少子化に大きな悪影響を及ぼします。国民に貯金を控えろ、消費して景気を加速させろ、インフレ2%などといいながら将来年金はもらえないかもしれませんというのはひどい話しですよね。
年金支給年齢を引き上げているのは景気と少子化問題にすでに大きなインパクトを与えています。これは高齢者層を助けるべきというばかりでなく、現役層にすでに悪影響を与えているんです。そこをよく考えるべきだと思います。将来が不安定では消費できないし、子供もたくさん育てられませんよね。
国としてやるべきことは、金がなくても年金で国民と約束したことについては死守するということです。
特に外債ではなく国内で調達している赤字国債をどんどん発行して、すなわち国内で借金してでも年金制度は盤石にすべきです。それによって景気を強くしていくのが、結局良いことになります。
金を集金しておいて約束を果たさないのは詐欺でしかないですからね。これで安心して消費しろとはどの口がいうんだと思ってしまいますよね。