今回の振り返り語彙
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まとめ
海外ではディベートの授業をするとよく言いますが、日本ではあんまりしませんよね。ディベートでなくても、米国を始めとした国では学校の授業でよく討論をしています。
なんでもかんでも討論というのもどうかと思いますが、日本ではこれがあまりにもないのが問題だと思っています。
日本人はやっぱりちょっと村社会的なところがあって、阿吽の呼吸で決めたい、はっきり意見を対立させたくないという雰囲気がありますよね。
しかしながら討論はなにも対立関係にある人が意見を戦わせるというものだけではありません。たとえば社内で戦略を練るとき、その戦略の案が良いものかどうかを討論すると、よりよいものにしていけたりします。

そういうときは、たとえばその場にある意見に対して賛成の人しかいなかった場合でも、敢えて半分の人に反対の立場をとって論陣を張ってもらいます。そして忖度なく意見をぶつけ合うことで、全員が賛成だと思っていたアイディアに思わぬ穴が見つかったり、完璧であることがより確信できたりするわけです。
これを訓練していない人がやろうとすると、変に感情的になってしまったり、立場の上下で議論に勝とうとしたりなど、適切なことになりません。
特に論理的に詰められると、怒る人、多いですよね。そんな程度の思考力なのかと周りから思われてしまいますので注意です。