今回の振り返り語彙
【スポンサーリンク】
まとめ
深層学習のイノベーションから始まって、強化学習なども非常に進歩し、ロボット制御や環境の認識が劇的に高度になってきました。
こうなってくると人間やその他生物にいよいよ迫ってくるのかという感じがしますが、決定的な差はreproduction、再生産の能力ですね。すなわち生殖能力です。
新たな新しい個体を生み出すというのは、生物のなかで究極の能力で、これはもう深層学習だ人工知能だというレベルとは桁が違うものです。
ロボットでこのreproductionをしようとすると、基本的にはロボット自身で工場を立てて、資源を収集して、工場を維持・管理しながら生産する形になります。
まだ実現までには相当先になりますが、やってできないことはなさそうです。この形ができれば、これはこれで究極です。一応自律的に世代交代や刷新ができてきますからね。こうなるとSF的ですが、人類が排除されるとか、そういう心配をしなくちゃいけないことに、ならないこともないですけれども。
ただ相当夢みたいな話しですが、良い面で言うと、この仕組を月なり火星なりで実現できれば、そこで街を発展させていって、新たな生活圏を構築することが可能になってきます。
映画の中の世界のようですが、地球がこれ以上住めなくなりそう、という手前の段階で火星などに移住を考えるとするならば、先行して準備する部隊として自己再生産可能なロボットを送り込むというのは本気で考えることになるという未来もありそうです。