今回の振り返り語彙
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まとめ
最近は雑穀が健康に良いことが脚光を浴びていますよね。玄米だとか粟(アワ)、稗(ヒエ)などというものです。
粟とか稗は米が食べられない人が食べるもの、なんて大昔は言われていたくらいですが、いまでは健康食品で高価、というのが面白いですね。
それはよっぽど白米が美味しいとされる世界観での話だと思いますが、今食べて普通に玄米、粟、稗はそれぞれ非常においしいんですよね。全然雑多な穀物、というような扱いではなく立派で一流の食品だと思います。

こういう風に、昔のものが実は良かったと見直されるというのは、とても良いことですね。工業化によって様々に便利になり、加工技術が発達していっている今日このごろですが、立ち止まってみると実は昔の素朴な食品のほうが栄養価もさることながら、美味しさも遥かに勝っているというようなことが珍しくありません。
昔はこうした工業技術はないにせよ、食品について考え工夫する時間が多かったこともあるでしょうけれども、非常に優れた食生活やレシピを備えています。科学に頼らず制限されたなかで工夫するというのがいかにパワフルで重要かということを考えさせられます。
今後も例えば電子ペーパーより紙が良かったとか、一周回って懐古するというのが色々なところで出てくるのではないかと思います。もちろんテクノロジーの融合で、より資源的にやさしく、利便性もたかく、しかしながら昔のよさをしっかり取り入れたものがどんどんでてくると面白いですね。